栽培スペース パキラ

メモ
おはよーございます
ケイジです
ケイジとパキラのちょっと悲しい物語です
前編
ケイジは、妻の実家に何気なく置かれた
パキラを見ながら昔を、思い出していた
ケイジは、小学2年生の頃
突然母は、消えた
ボロボロのアパートと
アル中の父に嫌気がさしたのだろう
残された
幼い弟達と
ケイジは必死に、毎日を、生きていた
日に日にすさんでいく家の中
母が残した
幅を取る
三つ編みのパキラが、
ケイジは大嫌いだった
ケイジは、来るずもない授業参観に
何度も後ろを、振り返り
母を探していた日も、あった
4年生になる頃には
授業参観で、振り返る事も
手を挙げる事もなく
ケイジは、ボーッと外を、眺めていた
すると
運動場を、歩く1人の女性が、
見覚えのある後ろ姿に、
ケイジはとっさにざわつく
教室を、先生の手振り払い
飛び出し走った
かーちゃんだ 絶対 かーちゃんだ!
下駄箱につくとボロボロで、
穴ポコだらけのケイジの靴の上に
封筒が置かれいた
ケイジは、その封筒を握り締め
上履きのまま
外にあるバス停まで
必死に走った
バスは、もう走り出していた
ケイジは、バスに、向かって必死に叫んだ
かーちゃん! かーちゃん!
走り去るバスの中一番後ろで
何度も両手をあわせ
必死に謝る母の姿が、一瞬見えバスは、消えた
ケイジは、その場に崩れ落ち
握り締めたくしゃくしゃの封筒を開けた。
中には1万円札と短い手紙があった
ゴメンネ ケイジ これで、新しい靴 買って……
と書かれたいた
その時涙が溢れだし
ケイジの中で張り詰めていた
何かが切れた音した…
つづく…











