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購入先

園芸イベント

メモ

Phalaenopsis Nankung’s 4.55 PM x Timothy Christopher

2024年6月、池袋サンシャインの洋蘭展にて購入。

これは、うまく咲いてくれず、とても学びが多かった株。

我が家では世間一般よりも少し遅れて胡蝶蘭たちは花芽を出し始めます。花茎を伸ばし、それとともに新しい根も何本も出してきて、とても順調そうに見えていたけれど。蕾が10ケ近くになった頃から、最初の蕾が枯れ始めて・・・。水が足りていないのかと、水量を増やしたり、まだ短い新しい根に、キッチンペーパーで作った人工根っこをつけたり、ビニール袋の水バッグをぶら下げたりしたけれど、次々と枯れていくばかり。液肥やりも再開したけれど、それもダメなようで。ただ、液肥を再開させてから、蕾は枯らしつつも、花茎は伸ばし、新たな蕾を付けていくという状況になったのではなかったか。
最終的に蕾は20ケ。花茎は、枯れ始めた時の倍ほどの長さにまでなってた。
いくつぐらいだったか、10ケ以上枯れてしまったあたりで、ほぼ、あきらめてしまったんですね。で、根に問題があるのかと思い始めてた。それというのは、根に発生するカビに悩まされていたから。蕾がある状況で、あまり根をいじりたくはなかったけれど、思い切って根を調べていくと、やはりというか、いつの間に腐った?という感じで、何本も根本から腐っていた根があって、それらをきれいに切除しました。これだけ根本から根を切ってしまったら、もう完全に花は終わったものと思っていたんだけど。
残すところあと4つというところで、その蕾はしおれることなく大きくなってきた。そして、良い意味で予想を裏切って、花を開いてくれた。こういうこともあるんだなぁ、と。残り3つも、今にも開くというところまで大きくはなったものの、結局、開いてくれたのは一つだけ。開いたのは一番先端にある最後にできた蕾。と、いうことは、あとの2つはたぶんもうダメだということだと。ひとつを爪楊枝で丁寧に開いて見たけれど、やはりもうしおれた感じでしたね。 

それにしても、この株の花は一つ一つ模様が違うわけで、あの、うねるように伸びた花茎に20輪の花。見たかったな~、ほんとに、残念。経験不足が否めません。まだまだわからないことばかり。まぁ、でも、とりあえず、2つ咲いてくれただけでもね、と、感謝です。